Dog-ear

読書備忘録ブログです。気になったものはなんでも読みます。

おいしいエッセイ その1

f:id:mogumogu101:20210213131403p:plain

 空腹時や夜間の読書に注意。
 食べ物にまつわるエッセイの読書記録をまとめました。読了順です。
 食べ物エッセイは好きでよく読むので、タイトルにその1入れました。

食べ物エッセイ

多田千香子『世界のおやつ旅』

世界のおやつ旅

世界のおやつ旅

  • 作者:多田 千香子
  • 発売日: 2013/01/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

思いたったら、旅×おやつ。海外・国内を子連れで駆け巡る「おやつ記者」である著者が、世界各国を旅します。9カ国30都市の涙と笑いあふれるエッセイと、旅先で教わった身近な材料で手軽においしく作れる、世界のおやつ40レシピを掲載しています!
https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798130972


 著者が旅先で出会ったおやつをエッセイとともに紹介って感じの内容ですが、おやつ自体の説明はあんまり(というか作り方以外はほとんど)なくて少し残念でした。そういう部分に興味があったので。でもレシピと写真はよかった。おいしそうだし、作り方もそれほど複雑そうなものはなく簡単そうだったので、ぜひ作ってみたいです。メープルジンジャーエールはおやつというより飲み物ですがとても気になります。


東直子『千年ごはん』

千年ごはん (-)

千年ごはん (-)

  • 作者:東 直子
  • 発売日: 2011/09/22
  • メディア: 文庫

山手線の中でクリームパンに思いを馳せ、徳島ではすだちを大人買い。今日の糧に短歌を添えて、日常を鋭い感性で切り取る食物エッセイ。〈解説〉高山なおみ
http://www.chuko.co.jp/bunko/2011/09/205541.html


 素朴な家庭料理がとてもおいしそうに感じた。素敵な文章。表現の仕方というか言い回しが好きです。エッセイの1つ1つに添えられた短歌も素敵でした。著者は料理が好きなんだなあというのがよく伝わってきます。すだちの笊うどんとか、ミネストローネの食べ方とか、色々実践してみたくなります。


松井今朝子『今ごはん、昔ごはん』

([ま]1-6)今ごはん、昔ごはん (ポプラ文庫)

([ま]1-6)今ごはん、昔ごはん (ポプラ文庫)

生まれは京都・祇園の日本料理屋、江戸の味にも精通した直木賞作家が古今東西の「食」のあれこれを綴った、おいしいエッセイ集。
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8000958.html


 おもしろかった!
 作者の実家が京都の日本料理屋ということですが、それにしたって食への造詣が深い方ですね。知らないことばかりで、すごく興味深かった。そういう雑学をさらっと取り入れて文章をおもしろく読ませるのだからすごいなあと思う。食のうらみの話とかあるある、なんて思ったり。冷やし飴は自分が思ってたのと違っていたり。昔のごはんのことがかなり気になります。あと、馬のタテガミの味も非常に気になります。巻末の挿絵の方の漫画にもあったけど、そんなにおいしいのだろうか。

○「馬のたてがみ」を検索して見つけたブログの記事。なるほど~。
kumamoto-basasi.com


★単行本(リンク先は楽天



山本ふみこ『朝ごはんからはじまる』

朝ごはんからはじまる

朝ごはんからはじまる

家族と一緒でも。ひとりでも。食卓をまんなかに、日々をくりまわす。大事なのは、心を寄せること…。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784620320090


 台所まわりでの出来事多めの食べ物エッセイ。
 著者の料理や台所に対する心の持ち方とか、なんかいいなあと思う。料理は丁寧に作ればおいしくなる、という言葉が印象に残ってます。なんだか味噌汁が飲みたい気分。昆布の出汁も煮干の出汁も合わせもどれもおいしそうですね。


石渡希和子『ぜいたくなひとりごはん』

ぜいたくな ひとりごはん

ぜいたくな ひとりごはん

 食べ物エッセイというより実用書かも。特にひとりごはんをどう楽しむか、について書かれています。余ったごはんの活かし方だとか、ちょっとした贅沢だとか。疲れてるときも、ほんのちょっぴりの工夫で豊かな食卓になる。ぜひ実践してみたいな、なんてアイディアもあったり。簡易レシピもなんだかおいしそうでした。
 エピソードの1つにあったレモンオリーブオイルがかなり気になります。はじめて聞きました。これを使ったサラダはなんかおいしそうです。


西加奈子『ごはんぐるり』

ごはんぐるり (文春文庫)

ごはんぐるり (文春文庫)

カイロの卵かけごはんの記憶、「アメちゃん選び?」は大阪の遺伝子、ひとり寿司に挑戦、夢は男子校寮母…美味しオカしい食エッセイ。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167905545


 ごはんについてのエッセイ。ひとりメシについて、活字のごはんについて、何かと共感しちゃいました。飾り気のない文章が好印象。くすりとしてしまう部分も。
 世界の家庭料理の話はたいへん興味深く、もっといろんな国の料理が知りたくなりました。ベネズエラ料理、はじめて知りました。書きおろしの短編小説もよかったです。普段の何気ない食事のありがたみを再確認しました。

★単行本

ごはんぐるり

ごはんぐるり

  • 作者:西 加奈子
  • 発売日: 2013/04/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


平澤まりこ『旅とデザート、ときどきおやつ』

旅とデザート、ときどきおやつ

旅とデザート、ときどきおやつ

北欧、フランス、イタリア、トルコ、台湾、スリランカ……世界16カ国を旅して巡りあった美味しいデザートを、美しいイラストと軽やかなエッセイで紹介。甘く香しいスイーツの旅へようこそ!
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309285337/


 遠い異国の地でのおいしそうなにおいが香ってきそうな本。
 世界各地で著者が出会ったデザートとのエピソードが書かれています。スケッチも味があって素敵でした。紹介されているスイーツたちの味が気になりすぎます。とてもおいしそう。巻末で紹介されていたおみやげも素敵。こんなおみやげもらったら嬉しいだろうな。